ヨーロッパ(特にドイツ)の温泉は、水温が低く(32~34℃)高濃度の炭酸泉が湧き出でている場所が非常に多いのが特徴。医療を中心に様々な分野に利用されています。古くは飲用水として「身体の中からの健康増進」に利用され、19世紀半ばからは入浴での利用が始まり、その人気は広まっていったのです。
また炭酸泉は、古来より「心臓の湯」と呼ばれ、現在ドイツでは医療施設に併設されたクアミッテルハウスなどでリハビリテーションや循環器病の治療に積極的に利用されています。
また弱酸性の人工炭酸泉が多いイタリアでは、スキンケアやヘアケアなどに使用される美容アイテムの1つとして炭酸泉は認識されているようです。
アクアパール(小型軽量高濃度炭酸ゲルマ&スパシステム)は、使いやすさを徹底的に追及した最新エステ機器。
お湯を入れてボタンを押すと、2分(フェイシャル、ヘッド、ハンド、フットの場合)で1,000ppm(家庭用炭酸入浴剤30個分)の高濃度炭酸水が完成します。フェイシャルエステなどに使用する場合にも対応できるよう、専用の呼吸補助ユニットを付属しました。でき上がった炭酸水は好きな所へ持っていくことができ、ゆったりと炭酸ガス浸透浴が可能です。
炭酸ガスは専用のカートリッジまたはボンベで供給します。炭酸ガスをお湯に溶かす独自の技術(特許出願中)により、炭酸ガスの消費量を最小限に抑えました。
高濃度炭酸スパでは、肌から炭酸ガスを取り入れていきます。これによって血液中に二酸化炭素が増え、ヘモグロビンは「酸素」を放出します。赤血球の中の「二酸化炭素」の割合が多くなり過ぎると、赤血球の移動が困難になり(酸素と二酸化炭素の両方を含むため)酸素を放出するわけです。